ライフサイエンス業界向けに革新的なソフトウェアソリューションを提供するEnnovは、統一コンプライアンスプラットフォームのバージョン9.4のリリースを発表します。最新バージョンでは、Ennovの継続的な製品改良の方針に沿った多くの機能強化が行われています。
バージョン9.4では、情報へのアクセス速度を最適化し、使い勝手を向上させました。特に、新しいビュー管理技術の採用により、数万件のデータレコードを一瞬で表示するなど、100%のパフォーマンス向上を実現しました。
また、このバージョンでは、オブジェクト管理機能(EDO技術に基づく)とデータ継承機能をさらに強化しています。 これらの機能はいずれも、Ennovの規制情報管理(RIM)および臨床試験管理(CTMS)ソリューションで多用されています。
最後に、今回のリリースでは、以下のようないくつかの重要な新機能が含まれています。
- RIMソリューションとそのxEVMPDエクステンションの場合:リンクの管理、制御された変更の管理、送信の最適化のためのxEVMPDメッセージの比較の容易化。
- 21 CFR Part 11への準拠と監査証跡管理のために:ソートとエクスポートのフォーマットを拡張し、ユーザーが簡単にアクセスできるようにしました。
- ドキュメント管理では、フォームへのアクセスとは別に、ソースドキュメントの編集や閲覧へのアクセスを制限することができ、セキュリティが強化されています。これにより、eTMF内の「ブラインド文書」を管理することができます。
- eCTDドキュメントのインクリメンタルパブリケーション管理、リファレンスリーフ管理、Webインターフェースからファイルやシーケンスを直接インポートできる新しいアドオンモジュールなど、新バージョンのEnnov Dossierモジュールは大幅に強化されています。
「Ennov バージョン 9.3 は、特にこのプラットフォームのRegulatoryソリューションのユーザーを対象としています。このバージョンでは、優れた機能と、情報処理の柔軟性がさらに向上しています。 また、これまで同様、セキュリティに特に重点を置き、新たなアップデートが施されています。」
Ennovチーフ・サービス・デリバリー・オフィサー , James Deleuse氏